childdevelopment’s diary〜発達グレーの娘の記録〜

娘の発達について綴っています

1歳半〜2歳までの成長②

1歳半を越えれば、少しは言葉の理解が増えて来てもいいはずなのに一向に伝わっている気配が無い。ダメも危ないもまだわからんかぁと思うと途方に暮れるというかなんというか。

食べ物を要求するわりにはしっかり食べるわけではなく、下に落としてみたり、持ち歩いてフラフラしてみたり。しまいには、どこかに放置して来たり、口に含んだものを吐き出したり、そんな事が日常茶飯事でした。(継続中)こんなことが毎日繰り返されれば、怒り狂う日々に変換されていく...

 

長女を妊娠中は切迫気味だった事もあり、次女の妊娠中かなり警戒していました。幸い、今回は切迫の診断を受ける事なく、産休ギリギリまで仕事も出来たので、もしかしたら長女のことをしっかり見てあげられなかったんじゃないかとか、私の向き合い方が悪かったんじゃないかとか、今でも思うことがあります。

 

お腹が大きい事は分かっていても、赤ちゃんがいるというところまでの理解はなかったと思うので、抱っこしてもらえない寂しさだったり、そんなものもきっとあっただろうなぁーとは思っています。

 

半年間で発語が増える事は無く、そのまま2歳の誕生日を迎えることとなりました。この頃になると、周りはある程度の理解があって、発語があって意思疎通が取れるようになってきているのに我が家は全くそれがない。それがとても悲しかったなぁ。

1歳半〜2歳までの成長

園で先生達から娘の成長を定期的に伺い、親と園で共有しながら1歳半から2歳まで過ごしました。その間、娘が大きく成長したと思った事はほぼありません。確かに日々、成長はしているのですが、とにかく手が掛かることが多い上に、私が妊娠中ということもあり、悪い事をする率も高くなりました。きっと、私が思うように動けなかったので、気に入らなかったのかなぁと思います。

 

1歳半までおっぱいを飲んでいたのですが、次女を妊娠したので急に断乳の形となりました。

おっぱいを飲んで寝るというリズムだったので、先ず寝かしつけに一苦労します。そして、断乳後は以前よりはご飯は食べるようになったもののそれは保育園だけ。自宅ではご飯はほぼ食べずに常に食べ物を要求するダラダラ食い。

それも発語がないので、親の手を引っ張って冷蔵庫に親を連れて行きます。それを1日何十回も繰り返します。食べたいものも何かわからず、とにかく、あれ!それ!あっち!これ!という言葉のみで固有名詞が全く出ません。

 

そこまで食べたいわけでなくても、冷蔵庫をチェックして何かを指差す...。これが2歳半の今も続いています。発達支援室などでもアドバイスを頂いていることをやってはいるのですが、食べ物が入っていなくてもとにかく冷蔵庫を物色したがる。これが妊娠中毎日だったのです。座ったかと思えば、あっちー!あっちー!と手を引っ張られる。あの大きいお腹を抱えて、よくやっていたなと思い返すだけでゾッとしてしまいます。

 

そして、寝かしつけにも2時間以上平気で掛かりました。私達も悪いのですが、車に乗ると寝る子だったので、ついつい楽をしたくて車で寝かしつけに頼ってしまい、結果大変な思いをしました。お腹が大きいということもわかっていないので、お腹を蹴る、乗ってくる、ふざけるということが普通。私も仕事をしていたので、とにかく早く寝たい。。寝かしつけの時間が嫌で嫌でたまりませんでした。

 

我が家は主人の勤務が不規則なので、主人が疲れないように主人は別室で一人で寝るスタイルです。なので、夜は必然的に私と娘だけ。

そして、1階に和室があるのでずっと和室で寝ていたのですが、食べ物に執着が酷かったので、寝る時間になっても食べ物を要求して暴れる事が増えていきました。

※寝かしつけに関しては、産後に寝る場所の見直しや工夫をした事により改善しました!また別記事にします。

 

そしてとにかく活発で身体能力が高い。どこにいても常に動き回ります。危険なこと、危ないことも全く理解していないので、自分で子供用の椅子を押して、高いところのものを取ったり登ったり、危ない事を平気で繰り返します。もちろん注意しても、理解していないので、笑っています。怒っても泣いたことが一度もありません。

 

一度、子供用の椅子に立ちながらマグで飲み物を飲んでいました。私の不注意もあり、娘は椅子から転倒。その際に、マグで鼻が裂ける大怪我をしました。救急で、小鼻を縫う処置をしてもらい数ヶ月経過観察。先生に綺麗に処置して頂いたお陰でお鼻は綺麗になっておりますが、そんな大怪我をして、痛い思いをしても、行動は全く変わりません...。

保育園のこと

1歳半の検診後、保育園にも検診の結果を伝え、園ではどうでしょうか?と伺いました。

今まで園の方から指摘された事がなかったので、発達については初めてのやり取りでした。

 

すると、やはり…。

【私達は保育士なので、ありのままの現状をお伝えします。先ず、言語の理解はほぼ無いかなぁという感じです。自分の興味のあることには意欲的ですが、絵本の時間やお集まりの会、朝の会などになると基本的にはその場から離れてしまい、自分の好きな事をしています。まだ、1歳半なので、これが興味がないからなのか、じっとしていられない、座っていられないのかの判断はまだ出来ません。お母さんもご存知かと思われますが、1歳半〜3歳までの成長は著しいです。発達の診断には至らない時期なので、私たちは現状をお伝えさせていただきました】

 

との事でした。

 

あーそうだったんだぁー...。確かに、園で購入する写真はほぼ先生に抱っこされていて。親の私達は甘えているのかと思っていたら、そうではなく、動き回るから抱っこされていたということです。

 

保育士さんは発達の診断を下す方々ではないので、しっかり向き合って、出来る事があればと今でも手厚い保育をして下さっています。本当に心から感謝しかありません。

 

そして、私が娘を預けている保育園は企業主導型の少人数の保育園で、0歳から3歳までの園。なので、先生も多いわけではありません。

 

するとここに来て何が起こったかというと。。

成長が進むにつれて、自我や癇癪が酷くなる。その一方で、理解能力は乏しい割には身体能力だけは長けている。大体、想像出来ます。

 

少人数制の園だと保育が難しくなってきたのです。

今思えば

タイトル通り今思い返せば、人見知りが少なかった事も、検診で指摘された事も全て繋がっているような気がしていて。今ならすんなり、そうですよねって受け入れられそうな気がする。

その時も、受け入れては居たけれど、指摘された事に納得がいかない自分もいたなぁ〜と思う。

 

それでも、発達の遅れは早めに対応した方が良いという知識はあったので、妊娠中ではあったけれど出来ることはやろうと思って、夫婦で行動しました。(継続中)

 

初めての妊娠、出産、育児。2人目ともなれば、1人目の経験を生かしての知識があるので、その子その子とは言えども、あの時はこういうことやったんかな?とかいい意味で比較しながら育児をする事が出来るのかもしれません。

 

でも1人目の時は、ニコニコしてるから愛嬌があっていいねー😊って思ってたし、どこに連れて行くのも苦ではありませんでした。(ちなみに次女は大体大泣き)

 

こうやって比較してみると、長女は相変わらず愛嬌はあるけれど、誰にでも食べ物を要求してみたり、2歳半ともなると愛嬌では済まされない事が増えています。結果論ですが、元々発達に関して若干グレーっぽいところが小さい時からあったのかなぁと思ってみたりしています。

 

長女はニコニコしてて育てやすいのかと思ったら今となっては全く違っていて。じゃあ今、どこに行っても大泣きする次女が後々育てにくいのか、育てやすいのかはわかりません。そもそも、育てやすいから、育てにくいから、良し悪しでもないのですが。

 

もちろん泣かずに大人しい子も沢山いるし。泣いて活発でも、人の気持ちがわかる子もいる。

 

良い悪いなんてないのに、他人に迷惑をかけずに育って欲しいと願う。これは親のエゴかもしれないけれど。親になって初めて湧き出る感情だなぁとつくづく思っています。

 

1歳半検診②

健診では1歳半で目安の単語が5語出るか出ないかだったり、こちらが支持したものを指差し出来なかったり、落ち着きがなかったりと不安要素は多かった。指摘の内容として、一番衝撃的だったことは【目を合わせない】でした。

 

私はそんな風に感じた事はなかったので、その場でくってかかった。そんな事はありません!いつも目を合わせないわけではない!いろんな事に興味がある子なので、この環境ではそうなっただけ!と。個別相談もお願いして、とりあえず1歳半なので様子を見ましょうとのこと。ただ、2歳児の追加検診は受診して下さいとのことでした。

 

ちょうど、次女の出産のタイミングと重なりそうだったので、少し早めに日程を組んでもらいその場を後にした。

 

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1歳半検診①

最初に長女の発達を指摘されたのは1歳半の集団検診の時。それまでの成長過程はごくごく普通。おっぱいをしっかり飲んでムチムチに太り、よく寝て、人見知りも少なく、どこに行ってもニコニコ笑顔の愛嬌のある子。本当に愛くるしい子だった。

 

それが急に健診で指摘されるのだから、私は???脳内が【はてな】で埋め尽くされる。そして、その時は自分の子育てを否定されたような感覚に落ち入り、帰宅してから主人に説明しながら大泣きした。

 

1歳で保育園にも入所していたし、園からも得に指摘されていなかった。たった1回、数分、娘を見て、判断される事、枠にはめられることにとてつもなく嫌悪感を覚えたことを記憶している。

 

そして同時期に次女の妊娠が発覚した。

発達の遅れを受け入れる

県外に嫁いだ私は慣れない土地で生きるのに必死。そして数ヶ月で妊娠。最初の結婚記念日を迎える前に長女が元気な産声を上げました。

その瞬間を今でも鮮明に覚えています。いろんなことがあった妊娠期間。マイナートラブルの数々、切迫早産や自宅安静、全てひっくるめて可愛い我が子と出会えた瞬間。

 

あーーー幸せ!!!

 

何があっても守ると思った瞬間でした。

 

 

それでもあの日から2年半経った今、もちろん変わらず可愛くて愛おしいはずなのに怒り狂う毎日。

 

発達が遅れている事に関して、どうして我が子が!!という気持ちは全くない。夫婦でしっかり受け入れているし、長女にとってより良い環境を作るにはどうしたらいいのかと模索している。周りと比べて苦しくなるというような感覚でもない。それでも、毎日なんとも言えない感情に襲われるのはきっと主人も同じだろうと思う。それこそ、私の両親も同じく、一族で長女の発達が気掛かりで仕方がないことは紛れもない事実。